日ノ岡山(熊本県山鹿市)は標高312.8mの低山で、初心者も気軽に登れハイキングや地元小中学校の遠足でもお馴染みの山です。広葉樹林と植林された杉林に囲まれ、いわゆる里山の雰囲気を味わいながら森林浴を楽しめます。(※日の岡山、日岡山とも表記)
日ノ岡山展望所は頂塚古墳登山口から約40分。熊本平野の北端に位置し、標高以上に見晴らしがよく、晴れた日には有明海を挟んだ長崎県の雲仙岳も見えます。 この展望所は、木が生い茂りいつの頃からか展望が全く無くなってしまいました。2020年に地元高校生の呼びかけで整備され展望を取り戻しました。また、それをきっかけに「日ノ岡山を守る会」が発足しました。
体力に余裕があれば、日ノ岡山山頂から約40分で標高388mの蒲生山です。さらに蒲生山山頂から約10分ほどで、スリリングな岩場を通って高さ80mの巨岩・不動岩(前不動岩)を上から見下ろせる後不動岩の上に立つことができます(登山MAPの不動岩縦走コース)。 なだらかな登山道から突然、断崖絶壁の上に立たされます。樹林帯の多い九州の低山では滅多にない岩場の絶景です。広大な熊本平野と、阿蘇山をはじめ九州山地の山々を眺めることができます。