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日ノ岡山の木

日ノ岡山に自生する特徴のある樹木の紹介です。登山道の樹木にQRコード入りの名札を付けています。そのQRコードを読み込むと、このページの該当の樹木の説明文を読むことができます。山で探してみてください!

アラカシ
アラカシの実(10〜11月)

カゴノキ
カゴノキの鹿の子模様の樹皮

◾︎生息地点…中腹

◾︎クスノキ科ハマビワ属の常緑高木。樹高は15~20 m。日本、台湾、中国中南部及び朝鮮半島南部にも分布。樹皮がまだらにはがれ落ちて鹿の子模様になることから、この名前がつけられた。

◾︎花:花期は8〜9月、葉のわきに集まって淡い黄色の花を咲かせる。雌雄異株。

◾︎実:雌株では翌年の7~8月ごろ長さ8mmほどの楕円形の赤い実が熟し、緑の葉の中で輝く。赤く熟すには約1年もかかり、翌年の花と一緒に見ることができる。

◾︎葉:長さ5~9 cm、幅1.5~4 cm。葉は革質で、表面は年間を通じて光沢があり、裏面は白っぽい。葉が入れ替わる春には古い葉が黄色くなって落葉する。葉を擦り合わせるとクスノキ科特有の香りがある。

◾︎材:淡い赤味を帯びる。硬質で緻密であるため、床材、建材、楽器、器具など様々な用途に使われる。

クス
クスの葉

◾︎生息地点…中腹

◾︎クスノキ科ニッケイ属の常緑広葉樹。樹高は8~25 m。幹の直径 2 m になり、大きなものは高さ 40 m、幹の直径 8 m に達する。日本(関東以南)、台湾、中国南部、ベトナムなどの暖地に分布。この木の精油を樟脳。樟脳は防虫剤で有名だが、カンフル剤など医薬品にも使われる。

◾︎葉:やや革質。長さ5~12 cm、幅3~6 cm。先が鋭くとがり、緑色で光沢があり、無毛。葉をちぎると樟脳の特徴的な匂いがする。葉の寿命はほぼ1年で、春に新しい葉が出てくるときに古い葉が落葉する。

◾︎花:花期は5~6月、円錐状の花序に直径3 mmほどの黄緑色の花が咲く。

◾︎実:液果、球形、直径7~9 mm、はじめは淡緑色だが、11~12月になると光沢がある黒紫色に熟す。

◾︎材:建築(寺社など)、家具、彫刻、木魚、仏壇、楽器、玩具、船などに利用される。

クヌギ
クヌギの実(秋)

◾︎生息地点…展望所

◾︎ブナ科コナラ属の落葉広葉樹、樹高は15~20 m。日本を含むアジア北東部に分布。クヌギの樹液にはカブトムシやクワガタが集まる。

◾︎花:花期は4~5月、雌雄あり。雌花は新枝の上部にある葉の脇にひっそりと咲き、目立たない。雄花は長さ10 cmほどの紐状で新枝の下部に垂れ下がる。

◾︎葉:長さ8~15 cm、幅3~5 cm。葉先は鋭くとがり、波状の鋸歯がある。紅葉の時期、緑色→黄色→黄褐色に変化する。

◾︎実:果期は翌年の秋。果実はドングリ、直径が約2 cmと大きく、ほぼ球形で基部半分は椀型の殻斗(帽子部分)につつまれている。渋味が強いため、そのままでは食用にならない。

◾︎材:器具や楽器、建材や薪炭などに用いられる。

ヤマザクラ
ヤマザクラの花(3月下旬〜4月上旬)

◾︎生息地点…山頂

◾︎バラ科サクラ属の落葉広葉樹、樹高は15~25m。日本に自生するサクラの代表樹種で日本の固有種。

◾︎花:花期は3月下旬~4月上旬、花びらは5枚の一重咲きで、色は白色から淡紅色。

◾︎実:花の後に直径1 cm前後のサクランボができ、5~7月になると黒紫色に熟す。一見すると美味しそうに見え、ムクドリやヒヨドリなどはこれを採食するが、苦味があって食用にはならない。

◾︎葉:長さ8~12 cm、幅3~5 cm。卵形あるいは楕円形で縁には細かなギザギザがあり、葉先は尾状に細く尖る。紅葉のとき赤色に染まり、日当たりの悪い部分は黄色になることもある。

◾︎材:家具の材料としても人気が高い。樹皮は質感を活かして樺細工(かばざいく)などに利用される。